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PIXTA入門テストの解答|写真販売

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写真を販売できる日本最大級のフォトストックサービスPIXTAで写真をアップロードして販売をしようと思って諸々の登録をした後に、入門テストを全問正解しないと先に進めません。
この入門テストが意外に難しいので、つまづいた人向けに解答をお伝えします。こちらのテスト問題は日々変更があるため最新版ではないかもしれませんが、参考になればと思います。

問題1:PIXTAで販売されている全ての作品の著作権はPIXTAに帰属する→解答:誤
解説:著作権とは、著作者が自己の著作物の利用を支配する権利であり、PIXTAで販売される作品の著作権は、全て著作者であるクリエイター会員本人に帰属します。自分以外が撮影・制作した作品又は著作権が自分に帰属していない作品をPIXTAでアップロードすることは著作権の侵害にあたるため固くお断りしております。
問題2:作品の著作権は、購入者によって購入された後でも購入者には譲渡されない→解答:正
解説:前項のとおり、作品の著作権は、販売の有無に関わらずクリエイター会員本人に帰属します。購入者は、作品の使用権を購入している形となりますので、作品が販売された場合でも著作権の保有者がクリエイター本人であることは変わりません。
問題3:自分で署名ができない乳幼児を撮影した場合でもモデルリリースは必要である→解答:正
解説:個人が特定できる形で写っていれば、全ての人物に肖像権が発生するため、モデルリリースが必要となります。小さい子供、家族など親しい人、また自分自身が被写体の場合でもモデルリリースは必要です。自分で署名ができない乳幼児の場合には、代わりに親権者の署名が必要となります。
問題4:家族や友人、自分自身など口頭などで許可が得られる場合でもモデルリリースは必要である→解答:正
解説:前項のとおり、口頭で撮影許可が得られる場合にもモデルリリースは必要です。購入者側に問題なく使用できる写真であるという表示を行なうことにもつながりますので、販売の機会も高まります。近しい人物を撮った場合でも必ずモデルリリースを提出してください。
問題5:友達や写真館で自分の写真を撮ってもらった場合、被写体は自分なので自由に販売できる→解答:誤
解説:写真の著作権は撮影者(撮ってくれた友達や写真館のカメラマン)に属します。自分が著作権を持たない写真を勝手にアップロードすることは著作権の侵害にあたり、トラブルとなる可能性があります。
問題6:動物園や水族館などのうち、撮影禁止でない場所で撮った写真であれば自由に販売できる→解答:誤
解説:撮影自体を禁止していない場所でも、商用撮影(販売目的の写真の撮影)が禁止の場所もあります。そのような場所で撮影を行ない、作品をアップロードした場合トラブルになる可能性もありますので、必要に応じて事前の確認を行なってください。施設や場所によっては、事前申請や使用料の支払いにより商用撮影OKのところもあります。
問題7:ロイヤリティフリーの素材とは、どんな用途に使用してもよい素材のことである→解答:誤
解説:ロイヤリティフリーとは、一度購入すると使用許諾の範囲内で何度でも使用することができる販売ライセンスのことで、何に使っても良い素材ということではありません。使用にあたっては制限事項が設けられており、公序良俗に反する利用や被写体の人格権を傷つけるような利用は禁止されています。
問題8:PIXTAで登録できる画像の最小サイズは以下のうちどれでしょう?→解答:B
解説:PIXTAで登録できる画像のサイズは、長辺+短辺が1301px以上となっております(※ピクセルとは?)。画像サイズにより販売価格が変動するので、なるべく大きなサイズで撮影・制作されることをおすすめします。
問題9:Lサイズの画像をXLサイズでも販売したい場合には、画像編集ソフトで拡大してアップロードすれば良い→解答:誤
解説:撮影後に拡大した画像のアップロードは禁止しています。画像は必ずオリジナルサイズのままでアップしてください。
問題10:容量の大きい画像でも、圧縮などせずなるべくオリジナルに近いサイズでアップした方がよい→解答:正
解説:圧縮した画像は、画質が悪くなります。なるべくオリジナルに近いサイズ、最高画質で撮影・アップロードしてください。
問題11:有名ブランドのロゴやキャラクターが写っている写真は宣伝効果が高いのでストックフォトとしてのニーズがある。→解答:誤
解説:企業のロゴやキャラクターなど、被写体が商標や意匠登録などによって法的に保護されている場合、それらを撮影・描写した作品を販売するとトラブルになる可能性があり、購入者側から見ても購入しづらい作品となってしまいます。
問題12:サイズ・画質・写真としての品質を満たしていれば、どんな作品でも販売できる→解答:誤
解説:PIXTAでは、諸権利を侵害している画像や過度にわいせつ・暴力的な画像など、公序良俗に反する画像のアップロードを禁止しております。また、既に多く登録されているテーマの作品など、写真としてのクオリティが高い場合でも審査でNGとさせていただく場合があります。PIXTAに多いテーマの作品、NGとなりやすい作品も公開していますので参考にしてください。
問題13:カット違いなどの作品はなるべくたくさんのバリエーションをアップした方がよい→解答:誤
解説:縦位置と横位置、思い切った寄り引きなどのバリエーションは必要に応じて押さえておくことが望ましいですが、少し角度を変えただけのものなど、似た画像が検索結果に続けて表示されると購入の妨げとなる可能性もありますので、撮影カットは厳選してアップロードしてください。なお、同じ作品の色違いや連続カットなどは「酷似作品」として審査でNGとさせていただく場合もあります。
問題14:フィルムをスキャンした作品も販売できる→解答:正
解説:画像の基本仕様を満たしていれば、フィルムをスキャンした作品でも問題なく販売できます。ただし、黒縁のトリミング、ゴミやホコリの写り込みの除去などを適切に行なってください。

PIXTAの入門テストに合格すると、やっと作品をアップロードすることができますが、以下のような注意事項をしっかりと読むことをオススメします。よく読まずに審査に受からないということがないようにしましょう。

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