英語(TOIEC・英検)

【TOEIC高得点を目指す人】オススメ英語勉強法6選と実践英語の習得方法

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私は、TOIEC890点を保有しております。

TOIEC890点の資格証明書

TOIECで高得点を取得することで周りからの評価は違いますし、昇進にも関わってくるので非常に重要です。
しかし、TOIECはちょっと勉強しただけでは高得点は取れないです。

TOIECに限らず資格全般に言えることは、テストによって対策をしないと高得点や合格は難しいです。

そこで今回、TOIEC890点を保有する私がリスニングの点数を上げる勉強法についてご説明すると共に、リスニングの勉強で間違った勉強法もご紹介します。

英語という言語を学ぶには


私たち日本人であれば、母語である日本語は知らない間に話せるようになっています。
幼い子供たちは、会話や呼びかけに使われる言葉を繰り返し聞くことで、ニュアンスを理解していきます。英語学習者であればこのことは既に聞いたことがあることでしょうし、そんなことはわかっていると思っているでしょう。

しかしこの勉強法は、大人になっても十分に効果が見込めます!!
子供の持つ高い吸収力は、理論的に考え納得する力で補えばいいのです。
そこで今回は、よくある勉強法を私なりにひと捻りした情報をお届けしたいと思います。

TOIEC高得点取得のためのリーディング勉強法

【TOIEC勉強法1】単語は黙読で覚えるのではなく、とにかく口に出して発音する

・1日10個なら覚えられるし、続けられそう
・10個だけでいいからその分完璧にしよう

上記のように思いながら、日々覚えるのに苦労している方、頑張って覚えるのやめちゃいましょう!!
言葉は繰り返すことで記憶されます。子供は親の言っていることを何度も真似して覚えていきます。

そこで音で英語を学ぶために「数打てば当たる」で勝負してみましょう!!

その方法とは、「1日1000語x1か月」を実践することです。

1ヶ月間同じ1000語を毎日読みます。
1日1000語はキツイと思うかと思いますが、ダラダラと何年もかけて学ぶのは非効率ですし、年数をかければ習得できるものでもありません。

短期集中が一番言語習得の近道で、その期間だけ徹底的に実践してください。
その短期間頑張った結果は、その数倍になって自分に返ってきます。

1日1000語は、覚えようとする日は1日もいりません。
毎日単語とその意味を読み、「ふーん」と理解することが大切です。知っている関連語やカタカナ語、和製英語と繋げてみるなど、自分なりの理解をしていきましょう。つまり、単語の意味を理解することが大事ですし、それを文字として覚えるよりも音として覚えるのがとても大事です。
そして1か月後に1000語の内、8割くらい頭に入っていれば上出来です。言葉にも簡単に覚えられるものと時間がかかるものがあって当然で、完璧にこだわりすぎず、次の1000語に進んでみましょう。継続することは簡単ではありませんが、必ず力になります。

TOEICなのにTOEFLの単語帳でいいの?と思われてしまうかもしれませんが、解説の部分が充実していてかなりオススメです。TOEFLに必要な学術用語は、TOEICでは基本的に聞かれないので、その他のジャンルを優先して取り組んでみましょう。

【TOIEC勉強法2】英語の文法問題のカギは、中学文法にあり!

英語の文法力上げるのに大切なのは、「いかに難しい文法を知っているか」ではありません。
「文法を理解しているか」が最も重要です!!

仮定法や過去完了などの英語文法というと数え切れないほどありますが、言語は伝えるためのものです。正しい文法には理由があります。単に、「これ、仮定法だ」ではなく、なぜそうなるのか。逆に他のではなぜだめなのか。与えられた条件や文から考えてみましょう。中学文法をしっかりと理解できれば、高校以降に習う文法の約半分は理解できるようになるはずです。

[box class=”pink_box” title=”オススメ文法教材”]
旺文社『中学総合的研究 英語 問題集』

TOIECなどの英語の試験で点数が伸びづらいのは中学文法の基礎が身についていないからです。文法で少しでもつまずいている方はまずこちらのテキストで基礎固めからしてみましょう。文法の「なぜ」を考えながら、演習するのにもってこいのテキストで、分野別になっているだけでなく、適度な隙間が空いていて全体的に読みやすい配置になっています。また、別売りの文法書もカラーで読みやすいため、補助教材として使うこともオススメです。
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【TOIEC勉強法3】長文読解の「なんとなく」理解から卒業する


テスト本番では、単語などでつまずいても「なんとなく」で読み進めた方がいいこともあります。しかし、練習で読み飛ばすのは、本当の意味での予行練習にはなりません。想像力は、もとの知識があってこそより発揮されます。練習時は、少しでも突っかかるところは解決してから次に進みましょう。

「なんとなく」での理解をしたまま進むような事を重ねずに、根気よく取り組めば成果はついてくるはずです。ここで解決したことを完全に覚えようとする必要はありません。「理解できた」ということがとても大事です。

練習の際に使う文章は、完璧に理解できるのが7割、初見ではないが忘れた単語や熟語が1割、全く知らない単語が2割くらいの文章を選択するといいと思います。全く分からないところから入ってしまうと、英語を習得するのが大変になってしまい、途中で何かと理由をつけて挫折をしてしまうからです。階段は高すぎると登れませんが、1段1段しっかりと登っていけばどんなに高い場所にでも辿り着けます。

【TOIEC勉強法4】TOIECはスピード勝負

TOEICのリーディングは、問題量がかなり多いので、高得点を狙うには正確さに加えスピードも求められます。このすぐに問題を解くことを意識しすぎて、先ほど伝えたように「なんとなく」の理解で進んでいっていませんか?

スピードを求めるのであれば、まず最初に正確に読み解く力が必要になり、その後スピードの練習をする順番でしか速くなりません。
例えば100m走で考えてみてください。100m走を速く走るためには、正確なフォームや走り方などの基礎を身に付けた後に、ひたすら走るトレーニングをした方が早くなると思いませんか?
足が遅い子と早い子の大きな違いは、走り方にあります。その走り方を知らずにただ走っても速くならないんです。

そのためスピードは英文に慣れることでついてきます。自然な速度で音読し、内容が理解できるようになると、リーディングの黙読スピードも当然上がります。

TOIEC高得点取得のためのリスニング勉強法


ここからTOIECのリスニング勉強法についてポイントを2つに分けてご紹介します。

【TOIEC勉強法5】英語耳に鍛える方法は音読が最強

話せるようになれば、聞くことは自然とできるようになります。「話す」スキルを上げる第一ステップとして音読がおすすめです。音読は声に出しながら「読む」と同時に、自分の声を「聞いて」理解することでリーディング・リスニング・スピーキングの3つのスキルを一気に鍛えることができます。ここで注意したいのが自分に合ったレベルの文章を選択できているかという点です。

音読に使う文章は、黙読でメモを取ったり、時間をかけたりすれば完全に理解できる文章を選択します。最初はゆっくりでもいいので、自分が音読しながら理解できるスピードで読みます。慣れるにつれて音読がすらすらできるようになるはずです。
初見の文章がすらすら読めるようになったら、文章のレベルを先ほどの基準に沿って文章レベルを上げてみましょう。

【TOIEC勉強法6】リアルな音源で楽しみながら聞く


よく英語のリスニングの勉強をするのに英語の教材についているCDを利用することが多いかと思います。
しかし、英語のリスニング教材についているCDの音源は綺麗な英語の発音をしており、実際の生の英語と違います。

この意味が分からない方は一度、日本語の教材のCDを聞いてみてください。かなり変な発音していますし、現実で話されるような発音&スピードではないと気づくでしょう。
これと同じように英語の教材も英語を母語とする外国人にとってはありえないと思わず笑ってしまうものばかりだったりします。

そこで私がオススメするのは、字幕映画や英語で発信されているYouTube動画などを使うことです。

リスニングの練習をするのも一語一句理解しようとすると頭が回らなくなってしまいます。試験でもリーディングとリスニングが両方ある場合、単語や内容のレベルはリーディングの方が難しく設定されています。つまり、リスニング用にはリーディングであれば少し簡単に感じてしまうくらいのレベルを選んでみましょう。映像やアニメーションがついていると状況から英語の内容を推測でき、頭に入ってきやすいです。

YouTubeには本当に沢山の生の英語が散らばっているので是非ご利用してください。

本当の実践英語を習得する方法

文章はある程度読めるのに、実践的な場面になるとなかなか言葉が出てこない。今回はそんな方に向けた生の英語トレーニング法を紹介します。

実践的な場面といっても、メールのやり取りから会話まで様々なシチュエーションが考えられます。
メールであれば、読んで内容を理解するリーディング力と自分の伝えたいことを文章化するライティング力。
会話であれば、さらにリスニングで理解し、頭の中で文章を構成し、伝えるスピーキング力が必要になってきます。
ただどのスキルも相互に関係し合っており、大きく分けるとインプットとアウトプットを両方鍛えていくことが、実践英語の獲得につながります。

日本人はインプットすることばかり考えていますが、アウトプットをすることによって英語力は鍛えられるため、実はインプット系のTOIECや英検などの試験対策にも効果抜群です。

インプットで会話のテンポとフレーズを学ぶ


洋画を使ったトレーニング法というのは有名ですが、知らない単語やフレーズをメモして覚えようとしていませんか?

たしかによく出てくるフレーズというのは無きにしも非ずですが、全く同じシチュエーションに出会うということは中々ありません。
そこでより効果的に洋画で勉強するなら、元のスクリプト(英語)と字幕版のスクリプトを用意して、照らし合わせながら映画を楽しむという方法です。マーカーを引いたりメモすることはないので、その分フレーズが使われている状況をしっかり理解してみてください。なぜなら、全く知らない単語やフレーズを一度映画で見ただけで覚えるのは至難の業です。それよりもどこかで見たことのある単語、聞いたことのあるフレーズが実際にこうやって使われるんだというのを学ぶことが大事です。喋っているのは、あくまで映画の中の人物ですが、頭の中で考えるだけでも自分が話しているようないい疑似練習になるという効果もあります。
またその人物を真似して口に出してみる方が口が覚えるのでオススメです。

アウトプットの力を伸ばす方法1

時間制限を設けたライティング練習はかなりのアウトプット力を向上させます。ライティングすることで既にアウトプットをしているのですが、実践英語(英会話)はスピードが大事になり、突際に英語を頭に思い浮かぶような訓練が必要です。そのため、時間制限をした上でライティングの練習をしましょう。

学んだばかりのフレーズや、単語などは、実際に文章にあてはめて自分の言葉にしてみることで記憶に定着していきます。英検2級レベルまで単語が到達した方は、是非一度ライティングに時間を割いてみてください。お題は自分が書きやすいもので構わないので、200ワード/30分を目安に始めてみてください。徐々にワード数を上げていき、400ワード/30分までいけるようになればかなり上級者です。

実はライティングの練習は、スピーキング力の向上に大きくつながります。ライティングでは、自分の言葉をアウトプットし、それを添削して学びを深めることができるからです。逆に言うと、添削まで手を抜かずにやることで練習の効果はグーンと上がります。ライティングの添削ツールとして、ワードの校閲ツールも使えますが、オススメのサービスはGrammarlyです。Grammarlyは無料版・有料版どちらもありますが、無料版だけでもかなり精度が高くイチオシのツールです。

また、しっかり添削してもらってアドバイスが欲しいという方は、英文添削のIDIYなどオンラインで添削してくれるサービスを利用してもいいかもしれません。



アウトプットの力を伸ばす方法2

オンライン英会話スクールへの登録はかなり実力がつきます。在宅留学みたいなものなので、継続は力なりで、本当に続けていれば必ず目に見えて効果が出るものです。

英語を本気で学ぶために英会話教室に通ってみたはいいが、中々続かなかったり、費用も高額になるため経済的にも続けることが難しいということもあるのではないでしょうか。

そんな方にオススメなのが、レアジョブ英会話のようなオンライン英会話スクールです。

オンライン英会話では1レッスン約25分程度で、ネット環境さえあればどこからでも受講できる手軽さが魅力です。フィリピンの方が先生という事もあり、値段も安く、時間も日本と時差が少ない事もあり、時間の調整もしやすいです。

オンライン英会話は圧倒的な値段の安さのため、コスパが良く、本当に英語がやりたい人であれば誰でも続けることが可能です。
また、英会話の先生も日本人に慣れていることから、とても優しく丁寧に教えてくれるので安心です。

スピーキング力というのは4技能の中で一番難易度が高いものにあたります。いきなりハードルが高いと感じる方は、音読から始めてみるのをオススメします。
誰かの前で音読し、間違っているところを正しい発音に直してもらうのも自分一人で音読するよりは効果が高いです。それができるようになったら、読んだ内容に対して内容確認の問題を出してもらったり、内容についてディスカッションしてみることでスピーキングに必要な力がかなりついてきます。

とりあえず実践的な英語を身につけるにはアウトプットをするしか一生身につきます。インプットしているだけでは全く話せるようにはなりません。日本にいながらアウトプットをする方法はありますが、やはり外国人と話をすること以上に身に付く方法はないです。

外国人と話すのは最も実践英語が身につきますし、それを可能にするのがレアジョブ英会話なので是非始めてみてください。

【TOEIC高得点を目指す人】オススメ英語勉強法6選と実践英語の習得方法のまとめ

TOIECで高得点を目指している方や、実践的な英語を習得したい方向けに私の英語の勉強法をお伝えしました。

どれも効果があるものばかりですし、確実に毎日続ければメキメキと英語力が上がり、TOIECの点数も余裕で高得点を取得できると思います。

語学に近道はないと言われますが、一気に集中して英語漬けの日々を過ごすことが一番近道です。

英語が楽しくなってくれば継続するのも苦じゃなくなってくるので、短期集中で勉強をして英語の勉強に慣れてしまってください。

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