自分のサイトやブログを運営していて気になるのがSEO(Search Engine Optimization)ですね。
SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した際に上位に表示されるように対策をすることを意味していますが、自分のサイトやブログを少しでも多くの方に見てもらいたいため、SEOを意識しているかと思います。
SEOってかなり多くの対策方法もあったりで1つだけやり続けても必ず上がるというようなことはないです。
そのため色々な対策を実施しなければなりませんが、まずあなたのサイトのランクを調べる方法として、ドメインパワーがあります。
ドメインパワーとは、ドメイン(あなたのサイトのURL)のランキングになり、SEOをあげるためにはそのドメインが持っている力をあげる必要もあります。
つまり「SEO=ドメインパワー」とも言い換えることができ、ドメインパワーが高いと良質なコンテンツを作っているサイトというように見なされます(ドメインパワーが高いだけでSEOが上がるというわけではないです)。
そんなあなたのサイトのドメインのランクがどれぐらいあるのかを調べる方法を今回お伝えします。
ドメインパワーを調べる方法
MOZでドメインパワーを調べる
MOZでドメインを調べたい方はこちらの公式HPでご覧ください。
MOZ Bar
MOZにはGoogle Chromの拡張機能(アドオン)もあります。これを使うことで簡単にサイトのドメインパワーを把握することができるので、毎回MOZのサイトに訪れて計測をする必要もないので非常に便利です。興味ある方はこちらからアドオンを追加してください。
こちらの赤枠にドメインを入れてsearchボタンを押せば後は結果を待つだけで大丈夫です。
こちらの「MOZ」は多くブロガーが自分達のドメインパワーをチェックするのに使われています。
またドメインは売買されており、そのドメインの売買の際にもドメインパワー〇〇という形で値段が決まります。
その際にも「MOZ」で調べた結果の数値がとても大事になってきます。
試しに「食べログ」で調査してみました。
なんと!!85点と高得点です。
さすが食べログですね。
ドメインパワーも高くて、かなりSEOが高いことがわかりますね。
私は個人的にグルメが大好きなので食べログをよく利用していますが、「飲食店名」や「地名+料理ジャンル」など様々なワードで検索してますが、必ず食べログがSEO上位に表示されます。
それだけ食べログはSEOに強く、ドメインパワーが高いのですが、あなたのサイトも「MOZ」でドメインパワーを調べて現状を知ってください。
SEOが上がれば、ドメインパワーをあげることもできます。
SEOの上げ方、ドメインパワーの上げ方については下記でご説明しています。
ちなみにSEOに直結しているドメインパワーはGoogleのみが知っている事であり、Googleのアルゴリズムのみが知っています。
そのため「MOZ」でもドメインパワーを知ることができますが、Googleのドメインパワーと等しいとはならずに、あくまで「MOZ」のアルゴリズムになりますのでご注意ください。
「MOZ」の「ドメインパワーが高い=Googleのドメインパワーも高い」ということではなく、あくまで「MOZ」独自のアルゴリズムであり参考程度になります。
ちなみにMOZは、無料登録しないと使えなくなりました。
無料登録に抵抗がある方は、こちらの違うサービスをご利用ください。
こちらにドメインパワーを調べたいURLを入力します。
そして、「check Authority」のボタンを押してください。
こちらは食べログの結果なのですが、すぐに結果がわかります。
「Domain Authority」というのがドメインパワーの数値になり、MAXが100となります。
「Page Authority」は、指定ページのパワーになります。
「Moz Rank」は、先ほどもご紹介したドメインパワーを調べるツールなのですが、smallseotools使えば無料登録なしで調べることが可能です。
ドメインパワー&SEOの上げ方・対策
ドメインパワーが上がると必然的にSEOも上がります。
しかし、ドメインパワーとSEOをあげる方法が中々正攻法がなく難しいのが現実問題で対策することが山の如くあります。
全て実施するにはかなりの時間がかかりますし、キリがありません。
でも確実にあげるためには実施しなければいけない事があります。
これはドメインパワーとSEOを上げるための優先順位になります。
ドメインパワーをあげるには良質な記事コンテンツを作るのがベストなのですが、ページ読み込み速度が最近では重要視されています。
ページ読み込み速度が遅いだけでユーザーがすぐに離脱してしまうため、やはりGoogleとしてもページ読み込み速度をSEOの上位表示には重要な指標にしています。
ページの読み込み速度を上げるには様々な細い手法がありますが、一番手軽に行えるのがサーバーの容量を上げることです。
一般的にサーバーは、レンタルサーバーを借りている運営している人が多いと思いますが、そのような人は共同サーバーになっています。
つまりあなたが100G契約しているとしたら1つのサーバーの中の100Gを利用しており、その他の容量は他の人が利用しているということ。
そのためサーバーに負荷がかかるためサーバーの反応速度が遅くなり、読み込みスピードも遅くなってしまいます。
その対策として個人で1台サーバーを契約することですが、お金の面からも難しい部分があると思うのでまずはサーバーの容量を今より大きくすることで自分の割合を多くするという方法です。
これには、あなたの契約プランを上げることになりますが、月額の費用が多少上げるだけですのでそこまで大きな負担にはならないでしょう。
またプランを変えることでPHP(サーバーサイドのプログラミング言語)の反応速度も早くなってくれます。
PHPでも安いプランだと低速なPHPのみ提供している場合が多いですが、プランを上げることで早いPHPに対応してくれます。
サーバーサイドのプログラミング言語のため、PHPが早くなるだけで読み込み速度も大きく変わってきます。
他にも読み込みスピードを上げる方法はありますがちょっと技術や知識が必要になってくるため一旦ブロガーができるとしたら契約を見直すということでしょう。
ちなみに他の方法の例としては、
- AMP対応にする
- 画像を最適化する
- ブラウザのキャッシュを活用する
- HTML、CSS、JavaScriptを縮小する
まず、あなたのサイトの読み込み速度を調べる必要があり、現状からどのように改善していくかを知りましょう。
PageSpeed Insightsで速度を調べる
Googleが提供しているサイトの読み込み速度を計測できると同時に速度の上げ方を提案してくれるサイト「PageSpeed Insights」を利用しましょう!!
PageSpeed Insightsで速度を調べたい方はこちらの公式HPでご覧ください。
自分のサイトを入れて「分析」ボタンを押せばいいだけです。
モバイルとPCの両方の速度を調べることができますが、GoogleはPCよりもモバイルをSEO順位で優先的に反映しています。
そのためこちらのモバイルの結果を重要視して対策をしてください。
試しに「食べログ」で調査した結果が下記になります。
食べログは、速度の評価はあまり高くないですね。
しかし、ドメインパワーがものすごく高いので、スピードが遅くてもSEOは強いです。
食べログは、被リンクの量が圧倒的で個人のブログによく貼られます。
そのため、スピードの評価が上がればさらにSEOが強くなるので、飲食店検索サイトとしては圧倒的No1になれます。
さて、読み込みスピードの他にGoogleの改定によりhtppsに対応しているかどうかも重要になってきています。
ちなみにあなたはドメインをhttpsにしていますでしょうか?
httpsとは「Hypertext Transfer Protocol Secure」の略称で、SSL/TLSプロトコルにより暗号化されたhttp通信の事です。
httpsに対応していることが重要に!
最近では、インターネット犯罪が増えており、よく銀行のインタネットバンキングで詐欺が起きていたりもします。
そのような犯罪を防ぐためにもhttpsと呼ばれる暗号化された通信により少しでも安全というのをユーザーに理解してもらう動きが進んでいます。
httpでは、暗号化されていないデータ通信になるので、第三者が情報を読み取ることも可能なんです。
しかし、httpsでは、SSL暗号化された通信になるため複合化ができない第3者からは内容を読みとくことができません。
httpsでSSL暗号化されているドメインは下記のように左に鍵マークがついており、緑色にhttpsも変わっているかと思います。
これが表示されているサイトはデータが暗号化されているため安心に取引ができます。
このhttpsで暗号化されているサイトもSEOに関係してくるようになりました。
Googleが2018年7月リリースの「Chrome 68」から、すべてのHTTPサイトで「保護されていません」を表示するという公式アナウンスがありました。
つまり2018年7月からはhttpsのドメインでなければ、ユーザーにとって不利益を与えるため「ドメインパワーを落とす=SEOの順位を下げる」という方針を発表したことになります。
あなたもサイトを運営しているのであればhttpsで暗号化しましょう!!
ちなみにhttpsにするには非常に簡単であなたの契約しているサーバーで実施いたします。
https化にするにも契約サーバー側で値段が違ってきますが、無料でできるサーバーもあります。
無料でできるサーバーは値段に応じてできることを分けていますが、一旦は無料で対応しておけば問題はないかと思います。
https化を無料で行えるサーバーとして、私のオススメはロリポップサーバーになります。
ちなみに私もロリポップサーバーで無料でhttps化をしています。
ロリポップは、一番安いプランだと月額100円(税別)から始められます。
しかも最大容量も400GBまであり、WordPress(ワードプレス)もクリックだけで簡単インストールができるので知識も必要ありません。
https化もそうですが、WordPress(ワードプレス)への導入からFTPも管理画面で簡単にできたりと初心者にとっては一番オススメのサーバーになります。
その他の上げ方
こちらは昔から言われているやり方なので、すでに皆さんが普通にサイト運営をして入れば問題ないことになりますが念のためお伝えしておきます。
Googleは、ユーザーにとって有益な情報を提供しているサイトをSEO上位に表示させます。
それがドメインパワーを高くするのと同じになりますが、下記は基本中の基本なので押さえておいてください。
- ドメイン取得してサイトの運用を3ヶ月以上
- 記事を書いて更新頻度を上げる
- 被リンクを多く貰う
ドメインパワーを上げるにはある程度新規で取得したドメインでの運用に日数をかけなければいけません。
最低3ヶ月は必要になってきます。
つまり3ヶ月間はSEOが上がらないと思ってください。
大体3ヶ月ぐらい立ってくるとSEOが上がり始めてドメインパワーも高まります。
開始早々、SEOが上がらずにPV数も伸びずにブログを辞めてしまう人もいますが、とりあえず3ヶ月はやり続けてください。
しかも毎日記事を書いた方が上がりやすいです!!
記事を書くことでサイト内のコンテンツ量も増えますし、サイトの更新が多いことにもなり、グーグルからの評価が高くなるんです。
記事を全く書かずに放置している状態では、グーグルから最新の情報ではないと判断されてしまい中々いい評価を貰えません。
とにかく記事をたくさん書きながら更新頻度を上げていくのはかなり重要なのですが、被リンクを貰うことも重要になってきます。
一昔前までは、被リンクだけ多くもらっているだけでSEO上位に表示されていた時代があったほどです。
しかし、その被リンクをむやみやたらに付けてユーザーによってあまり利益を与えていないサイトまで上がってしまっていたため、かなり厳しくなりました。
でもやはり被リンクは未だに効果はあります。
効果のある被リンクは自分と同じジャンルのサイトから被リンクを貰うことです。
さらに、被リンクをもらったサイトのドメインパワーが高ければ高いほど、あなたのサイトの評価も高くなるという仕組みです。
これだけドメインパワーが高いというだけでそのサイトはユーザーにとって素晴らしいサイトであり、その素晴らしいサイトがリンクを張っているということは、遷移先のサイトも素晴らしいサイトであるという考え方になります。
良質な被リンクを貰うことは非常に大変なため、こちらはとにかく良質な記事を毎日書くことによって、いずれ勝手に被リンクされるという構図を狙いましょう!!!
意図的に変なふうに被リンクを貰ったりすると逆に評価を下げてしまうので気をつけてください。
ドメインパワーのある中古ドメインを利用する
よくドメインが売買されていたりします。
ドメインは、ドメインパワーのあるドメインしか基本的には売られていません。
そこでドメインパワーをつけたいからといってドメインパワーのある中古ドメインを購入しただけでSEOが急激に上がりSEO対策は完了ということはないです。
ドメインパワーのある中古ドメインを利用するにも注意点があるので気をつけてください。
ドメインパワーのある中古ドメインを利用してサイトやブログを運営す際の注意点は下記になります。
それはまずドメインパワーはあるかもしれませんが、Googleはサイト内のコンテンツであったり、サイトの読み込みスピードや更新頻度など様々な要因でSEOの順位が決められます。
つまりそのようなSEOを上げる対策を実施して上がったドメインパワーのある中古ドメインを利用したからといって、その他がしっかりしていなければドメインパワーもすぐに下がってしまいます。
ドメインパワーのある中古ドメインを使うことはある程度効果がありますが、最初だけなのでドメインパワーのある中古ドメインを取得した際には、しっかりとコンテンツを量産しながらサイトを構成する必要があるということです。
ドメインパワーのある中古ドメインを上手に利用するには、ちゃんと記事を毎日書き、記事を量産することで更新頻度を高めることで中古ドメインの持つパワーをさらに引き上げていくことができます。
また新規ドメインは、Googleにインデックス(Googleに認識)されるまでに3ヶ月ぐらいはかかってしまいます。
そのためスタートがすごく遅くなってしまいます。
中古ドメインはそのスタートが早くに切ることができるということ。
詳しく説明すると、、、
新規ドメイン君と中古ドメイン君がいるとしましょう。
とある大学に合格するためには、受験勉強をする必要があります。
受験勉強には、基礎の勉強をして基礎知識を付けた上で応用の問題を解けるようになります。
いきなり応用の問題は解けません。
そのため新規ドメイン君は、3ヶ月間基礎問題をひたすらやる必要がありますが、中古ドメイン君は基礎知識を習得しているのでいきなり応用問題から入れるということ。
受験という期限が決まった中で知識をつけるにはやはり中古ドメイン君の方が有利です。
しかし、中古ドメイン君は勉強をサボってしまったら、一向に応用問題を解けるようにはなりませんし、基礎知識をいずれ忘却してしまいます。
そのためにも中古ドメイン君は、勉強をし続ける必要があります。
つまり、ドメインパワーのある中古ドメインは単純にスタート位置が有利というだけなので、その有利を活かしてサイトやブログを運営することはオススメいたします。
あくまでドメインパワーのある中古ドメインは上手に活用するために購入してくださいね。
ドメインパワーについてのまとめ
ドメインパワーを上げる=SEOを上げるということですが、かなり時間がかかる作業ですし、コツコツ定期的に記事を書いていく必要があります。
また自分のサイトを認知させる必要があり、TwitterやfacebookのようなSNSも活用した方がいいです。
SNSからの流入に関しては効果がないという人がいますが、あれは嘘です。
技術的な知識から話をすると確かに意味がないという判断にはなるのですが、実は効果があるんですね。
効果がないというのは被リンクのカウントには入らないというだけです。
それ以外はしっかりと効果がありますので、正しい認識を持って間違った認識を直しましょうね。
サイトというのは、流入があればあるほどいいですし、滞在時間も長い方がいいです。
SNSから流入があることでサイトが認識されるため、Googleとしてもそこを全く評価しないということにならないのです。
SNSもしっかりと活用することで流入が増加して結果的にドメインパワーは高まるのでSNSも頑張って運用してください。
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